■ 発表論文集の原稿(原本)名詞的表現 社会言語科学会  発表論文.pdf

■ ポスター資料名詞的表現 社会言語科学会発表用(ポスター).pdf


<本発表に対する感想およびコメント>

 ずーーーっとずっと憧れだった社会言語科学会での初めての発表でした。某学会の発表では3人しか座っていなかった(しかも全員発表者)という悲しい経験をしていたので…今回もあまり人が来なかったらどうしようと、心配と不安でいっぱい。しかし、大変ありがたいことにたくさんの方々が見に来てくださり、いろいろなアドバイスもくださったので、とても勇気づけられましたし、今でも思えば感謝しかない幸せな時間でした。 内容的には、2012年頃(韓国で修士課程だった頃)に3枚程度でまとめておいてはとこかで眠っていたアイデアを活かしてみようと試みたものになります。しかし、いくら悩んでもなかなか研究が膨らまず、「一旦ぶつけてみよう」「発表することで気づくことがあったり、討論することで打開策が見えてくるかも」と思っての発表でしたので、実はあまり熟されている内容だったとは言えません。そもそも「名詞表現(又は名詞志向表現)」というあやふやな名称からも分かりますように、先行研究においてもその定義がはっきりとなされておらず…発話を分類する際に非常に悩ましい点が多かったんですね。これからもっともっと研究能力をつけて、いつかはきっときっちんとした論文の形でまとめてみたいです。今はただただ、自分の実力不足を恥ずかしく思い、研究対象としていただいている朝鮮学校コミュニティの方々に申し訳なく思う限りです。この思いを原動力にし、早く成長したいですね。 最後に、現在の所属が一応「言語学」ということで、朝鮮語学や日本語学の世界では触れることがなかった「グロス」というものを初めて活用して例文を整理することとなったのですが、意外と見えなかったものが見えてきたり、朝鮮語・韓国語を知らない人でも発表を理解しやすくなったりする効果があるということは確かに実感できました。ありがたい。
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